特徴 
開発にはトリッキーな属性と位置づけられており先制をはじめとした有益な能力を持つクリーチャーを多く抱える。代わりに援護持ちクリーチャーが存在しない。
採用候補となるクリーチャー群は特殊能力を加味すれば素の能力値からは考えられないほどの爆発力を持っておりコストパフォーマンスも高い。
展開力にも優れているので相手が体制を整える前に短期決着も狙える属性である。
全体的な傾向として基本的には攻撃に向いた能力およびステータスを持つクリーチャーが多いので、侵略に向く属性と言える。
アタッカーは序盤から安定して先制ST50を叩き出すマスターモンク、合理的な強打を持つナイトから後半に化けるガルーダやナイトフィーンド等非常に充実している。
ホーネットやナイキーなどの呪い付与クリーチャーやサキュバス、レプラコーンといったコンボクリーチャーも存在しからめ手での侵略も得意。
又、スプライトやスペクターなど不安定ながらも低コストで意外な防衛力を見せてくれるクリーチャーや、
破壊されると魔力を得られるコーンフォークやギルドラプターなど撒きに向いたクリーチャーも豊富。
そして何より、ホーリーラマやスレイプニル、ちょっと特殊だがテングなど移動クリーチャーが豊富なのも見逃せない。
拠点についても侵略要員と兼任可能なガルーダやパラディン、MHP60が光るレベラー、先制マヒで守れるナイキー、
1度の防衛力ならば最高性能のミルメコレオ等一筋縄では侵略を許さない面子が揃う。
但しMHPの低いクリーチャーが多めなので、敢えてそれらを中心に据えてブックを構築するのであれば、ダメージスペルには留意するべきだろう。
運用 
風属性には役割がはっきりしているクリーチャーが多い。
スタンダードな拠点構築型なら序盤は前述の低コストクリーチャーを撒きつつ、ホーリーラマやスレイプニルで風領地を押さえる。
ナイト、マスターモンクにより捲きつぶしや連鎖切りを行い、終盤になったらガルーダやナイトフィーンドなどの高いSTを叩き出せるクリーチャーで拠点を狙うのが常道だろう。
その際クリーチャーの能力だけに頼らず、ブラックオーブやグレムリンアムルなど強力なアイテムを使用すると安定性が増す。
前述にもあるが援護能力を持たない風属性はアイテム依存度が高い。やや多めに採用しよう。
個性的なクリーチャーも存在する風属性は上記に示したクリーチャー以外にも、モスマンやソウルコレクターなど時と場合によっては大活躍できるものや、
ウロボロスやパウダーイーターなど専用ブックが必要なクリーチャーも多く一概には語れないため、
あまり一つの形にこだわらずに環境によって入れるクリーチャーを変え、さまざまな相手に対応するのが良いだろう。
戦闘では対処しにくいクリーチャーが多い一方、ダメージスペルを苦手とするクリーチャーを多く擁するため、対策としてデスクラウドやイビルブラストが積まれやすい。
マスグロース、マスファンタズムを採用しておけば、焼きを苦手とするクリーチャー達を一撃死から守ることが出来る。
対策 
とにかくまずは序盤から倒せる風クリーチャーは積極的に排除することが第一である。
領地コスト持ちに優秀なクリーチャーが多い上、ガルーダは風属性のクリーチャーの数に依存するため、序盤から積極的に撒きクリーチャーを排除していきたい。
風属性は全体的にやっかいな能力を持つものが多い。だが能力は厄介でも基本ステータスが低い事が多く、スペルには弱いのでそれに頼るのもいいだろう。
他属性と比較するとMHP50以上のクリーチャーが割合少なく、またダメージスペルに抵抗・抑制を持つものはコーンフォークのみとなっている。
ウロボロスやパウダーイーター、ペガサス・スプライトなどはデスクラウド1発で落ちてしまい、マスターモンクもアイテム等が無い状態でHP30以下のまま戦闘に入ると死亡する等もろさが見える。
イビルブラストはナイキー、ミルメコレオ、グレムリンなどを簡単に排除できる。
一方で、風属性は単純にHPを増やすだけでは防げないほどのSTを叩き出すことが多い。後半戦では無効化アイテムなどをもつか、シャッターやスクイーズなどで手札破壊を狙いたい。
クリーチャーにより得手不得手がはっきりしてるため、そのクリーチャーの不得手な部分を突いていくのがベストな対策だろう。
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